洸陽電機が電気料金を改定!
発表されたプレスによると2017/06/01から東北、東京、四国、中国、九州の5地域が安くなった。
いいですねぇ…いいですねぇ……
地方の切替が少ないから安くするよ!と言いつつ東京がなぜか含まれている。
関西はスルーですか?原発再稼働があるので様子見ですか?期待してもいいですか?
昨年の電力自由化から洸陽電機を見てきました。
頑張っていると思ってますよ個人的に。
動力をもっと安くしてくれたらいいなぁと感じますけどね。
あと関西のきほん、生活フィットプランの値下げを…
ついでに言うと料金の請求にかかる時間をもう少し短縮して欲しいかな。
そうそう『電力自由化2年目キャンペーン第二弾』が6月から始まっています。
先月までの方が条件良かったですけどね!
地方を含め電力の切替が少ないのは現実です。
私の周りもよくわからない、面倒だから、あまり安くならないから、地域電力が安心できるからという理由で未だ切替をしていない家庭がたくさんあります。
・地域電力が安心できるから
まぁ地域電力に関しては、長年使ってきた中で特にトラブルも無かった、というのが大きいでしょうね。
仕方ない部分もあるかと思います。
人は慣れてしまうと新しいことに挑戦しようとはあまり思いませんからね。
思考停止ですね、はい。
・よくわからない、面倒だから。
これらも思考停止ですよね。もう何やっても切り替えない層だと思います。
・あまり安くならないから。
安くなるなら黙って切り替えろ…
切り替えても今までと変わらんから。
あぁそうか。
あまり安くならないから→面倒だからに繋がるのか。
結局思考停止。
結論
思考停止する人が多すぎる。
イノベーター(Innovators:革新者)
新しいものを進んで採用するグループ。彼らは、社会の価値が自分の価値観と相容れないものと考えている。全体の2.5%
アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、自ら情報収集を行い判断するグループ。オピニオンリーダーとなって他のメンバーに大きな影響力を発揮することがある。全体の13.5%。
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
ブリッジピープルとも呼ばれる。新しい様式の採用には比較的慎重なグループ。全体の34.0%。
レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
フォロワーズとも呼ばれる。新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。全体の34.0%。
ラガード(Laggards:遅滞者)
最も保守的なグループ。世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しない。全体の16.0%。中には、最後まで流行不採用を貫く者もいる。
引用:Wikipedia
イノベーター理論によればアーリーアダプターが重要で他の層に影響を与える。
電力自由化はアーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、これらの層を取り込まないと進まない。
キャンペーンなどで顧客を増やそうとはしているけどそれでは浸透しないだろう。
むしろ忘れ去られる。
この場合キャズム理論の方が正しいのではないのかな。
キャズム理論ではアーリーアダプターとアーリーマジョリティの間には大きな溝があると考えられている。
アーリーアダプターが積極的に新しい技術やサービスを取り込むのに対してアーリーマジョリティは安心、安定を求めるので不安が少しでもあれば採用しない。
この2つの層の間には深い溝(キャズム)があり、このキャズムを乗り越えない限りターゲット層を取り込めない。
電力自由化はまだ始まったばかり。
現状アーリーアダプターが動いてるのではないかな。
そこからアーリーマジョリティまで浸透させることがとても難しいだろうね。
ラガードはもう思考停止そのものだから放っておけばいい。
電力でこれならガスは既に空気なんだろうな。